東京オリンピックの期間中に、篠原涼子さんと市村正親さんの夫婦、丸岡いずみさんと有村昆さんの夫婦が、立て続けに離婚を発表しました。
いずれも父親が親権を獲得したという共通点があり、今週のSPA!に、「裏事情」と題した記事が掲載されていました。
この2組の離婚は、いずれも父親が親権を獲得したという共通点はありますが、内容は全く異なります。
篠原涼子さんと市村正親さんの離婚は、円満離婚を強調していますが、背景には篠原涼子さんの不倫疑惑がささやかれており、K-POPグループ・SUPERNOVA(旧・超新星)のメンバー、グァンスら複数の男性との親密な関係が週刊誌で報道されています。
篠原涼子さんと市村正親さんの離婚発表当初のニュースは、こちらの記事でも取り上げています。
一方、丸岡いずみさんと有村昆さんの離婚は、夫である有村昆さんの不倫疑惑が離婚の原因です。
夫に不倫され、離婚された上に親権まで手放すことになった丸岡いずみさんは、完全な被害者と言って良いでしょう。
丸岡いずみさんと有村昆さんの離婚については、こちらの記事でも取り上げています。
この2組の夫婦の離婚は、いずれも父親が親権を獲得していますが、そこに至るまでの経緯は全く逆と言って良いでしょう。
それなのに、「父親が親権を獲得するのは珍しいから」というだけの理由で、一括りにしてメディアで取り上げられてしまった印象を受けます。
筆者も離婚して親権を勝ち取ったシングルファーザーですが、シングルファーザーに対する好奇の目を感じることも、正直多々あります。
根本的には、「父親が養育費を払い、母親が子供を育てるのがベスト」という思い込みが、まだまだ日本中に蔓延していることが問題なのだと思います。
離婚や親権の問題の当事者になると、日本はまだ全く男女平等になっていないとひしひしと実感します。