家庭裁判所調査官の報告書が届いた

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家庭裁判所調査官報告書 離婚日記

家庭裁判所調査官による一連の調査が完了して、2週間以上経過しました。

報告書がそろそろ完成するはずだと、最近はソワソワしながら過ごしていたのですが、今日、ついにその報告書が手元に届きました。

報告書は、あくまでも調査官が裁判官に報告するものであり、当事者の元に郵送されたりすることはありません。
そのため、内容を見たければ自分で家庭裁判所に行ってコピーするしかないのですが、私の場合は弁護士に委任していたため、弁護士がコピーしてメールで送ってくれました。

肝心の中身ですが、なんと、完勝でした!!

報告書は、20ページ以上にわたってびっしりと書かれていました。
双方の面談と家庭訪問について、全て盛り込まれています。

一つ一つの論点に対して、「父はこう話し、母はこう話した。双方の主張には食い違う部分もあるが、〇〇という部分は共通していた。そのことから、〇〇のような環境であったと思われる」といった論理で、どのような結婚生活だったのか、夫婦関係がどのように壊れていったのかを推測しています。

父母で主張が食い違う論点もそれなりにあったのですが、比較的正確に推測されていると、私は感じました。

主要な争点については、

  • 妻は妊娠するよりも前から家事を放棄することがあった。夫は、将来育児放棄するのではないかと従前から心配していた
  • 妻は「夫は育児に関心を寄せなかった」などと主張しているが、それは虚偽であり、夫は以前から積極的に育児に関わっていた
  • 妻が不倫して以降は、育児放棄をしていた。一方、不倫相手とのオンラインゲームには興じており、不倫が育児に悪影響を及ぼしていたといえる
  • 妻の不倫は軽率であり、母親としても問題のある行動だった
  • 夫から妻へのモラハラなど存在しなかった

といった内容で結論付けられており、私が証拠をたくさん提出できたことも良かったのでしょうが、おおむね私の主張が受け入れられた形でした。

また、私は全く知らなかったのですが、妻が実家に1か月半ほど帰省している間に、2日ほど、間男の家に子供を連れて宿泊していた事実も記載されていました。
これには、人生最大クラスの怒りが沸きました。

子供と一緒に過ごす様子を調査官が観察した日のレポートも、とても詳細に書かれていました。

私の時も妻の時も、子供はおもちゃに夢中で遊んでおり、私と一緒の時は途中からスキンシップして声を上げて喜んでいましたが、妻と一緒の時は、ほぼずっとおもちゃに夢中だったようです。
やはり、スキンシップで子供が喜んでいたことは「父子の間で愛着関係が形成されている」と、高く評価されているような書き方でした。

また、トイレやお風呂にご褒美シール帳やあいうえお表を張っているなど、子供のための環境を作っていたことも高く評価されていました。

最終的な結論としては、「母の監護体制は不十分である。」「父の監護を変更すべき事情はない」と、完全にこちらを支持している結論が書かれていました。
同居期間中、子供が母親から育児放棄され、あまりにも酷い生活を送っていたことなどを踏まえて、子供の幸せのことを調査官がちゃんと考えてくれた内容と感じました。

最終的に判断するのは、この報告書を読んだ裁判官なのですが、子供を見てもいない裁判官がこの報告書を覆すことはありえないような気がします。
もちろん判決文を読むまでは安心できないのですが、それでもこの報告書を読んで、子供の人生を守るために戦ってきたこの半年間の苦労が報われるような気がしました。

後は運命を天に任せ、次回の期日までは何もせず、育児に励もうと思います。

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