第三回 監護者指定・子の引渡しの審判

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監護者指定審判 離婚日記

今日は、子の監護者指定・引渡しの審判の第三回目の期日でした。

「最後の期日」と宣言されているわけではないのですが、家庭裁判所調査官の報告書も既に完成しているので、恐らく最後の期日になるのでしょう。緊張します。

先週、妻から出された反論文書に対しては、結局、特にアクションしないまま当日を迎えました。

裁判所に着くと、いつものように受付で名前を記入し、待合室で待機します。
いつものように、申立人と相手方とが、それぞれ別々の待合室で弁護士と一緒に待機した後、係の人に呼ばれて入室します。

裁判官・書記官・調査官が入室し、審判開始です。

しかし開始早々に、裁判官が「申立人と相手方それぞれ、別室で聴きたいことがある。」と言い出しました。

まず、私と弁護士が待合室に戻され、妻側が会議室に残って裁判官からヒアリングを受けることになりました。
私の弁護士も意外そうにしていたので、よくあることとは言えないようです。

妻側へのヒアリングは、10分ほどで終わったようです。
私の待合室に、また係の人が呼びに来ました。

会議室に入ると、妻側はいません。
私が裁判官から直接質問を受ける形式で、ヒアリングが始まります。

まず、子供と母親との面会交流について聞かれました。

「その後の面会交流の様子はいかがですか?」
「妻から要望があれば、適宜行っています。今後は、弁護士を通さず、父母で直接やりとりすることにしました。」
「今後も面会交流は行っていくのですね?」
「はい。」
「頻度は、もっと上げることはできますか?」
「今はコロナ禍であり、私たちが高齢者と同居していることもありますので、月1回程度にしていただきたいと思っています。コロナが落ち着けば、子供の負担にならない範囲であれば、頻度は更に増やしていきたいです。」

このようなやり取りでした。
裁判官も、面会交流を重視していることが伝わります。

つづいて、家庭裁判所調査官の家庭訪問の時のことについて質問がありました。

「家庭訪問の時は、お子さんは普段よりも口数は少なかったんですか?」
「はい。第三者が自宅に来ることは珍しいので、緊張していたのだと思います」
「お子さんは、人見知りは改善したのではなかったですか?」
「妻と同居していた時期と比べると、改善しているのですが、当日は恥ずかしそうにしていました。私の緊張が伝わったのかもしれません」

なぜこんなことを聞かれたんだろう、と疑問に思いながら答えました。

こんな内容でヒアリングが終わり、別室で待機していた妻側が呼び戻されました。

「申立人、相手方は、追加の主張立証はありますか?」
「ありません」
「ありません」
「分かりました。緊急性はないように思いますが、保全だけでも申立を取り下げませんか?
妻弁「いえ、取り下げません」
「わかりました。それでは、本件については結審とします。〇月〇日に審判を下します。」

こうして、第三回の監護者指定・子の引渡しの審判の期日が終わりました。
てっきり、今日判決が出るものだと思い込んでいたのですが、1か月以上先になってしまいました。
判決文を書くのも大変なのでしょう。

しかし、裁判官が「保全だけでも取り下げませんか?」と確認したからには、保全命令が出ることはないと考えて良さそうです。本案についても、間違いなく心証は良いのでしょう。
完全には安心できませんが、楽な気持ちで判決を待つことができるので、有難いです。

不倫で家族を裏切った妻には、子供の人生を任せられない。
その信念でここまで戦ってきて、本当に良かったです。

期日の終了後、少し弁護士と話したところ、弁護士も同様に勝利の手ごたえを感じているようでした。
審判の日は、私は裁判所に行く必要はなく、弁護士からの連絡を待てばよいみたいです。
もう追加の主張もできませんし、後は判決を待つのみです。

今日は、仕事は休暇をとっていたので、普段よりも早く帰宅できました。
帰った後は、子供と一緒に、少しドライブを楽しみました。

子供は、平日にパパと外出できるのが嬉しくて、ずっと無邪気な笑顔ではしゃいでいました。
この可愛い笑顔を、一生守りたいと思います。

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