妻と子供との試験的面会交流

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面会交流 離婚日記

今日は、妻と子供との試行面会(試験的面会交流)の日でした。

試験的面会交流とは、家庭裁判所調査官による調査の一環です。
同居親である私と、別居親である妻が、それぞれ子供と一緒に過ごす様子を、家庭裁判所調査官が観察することで、監護者指定の判断材料の一つにします。

私と妻は別日程で、今日は妻の番でした。
(なお、父親である私は、1週間後の予定です。)

別居親との試験的面会交流は、面会交流調停では家庭裁判所の児童室で行うことが多いと聞いていたのですが、今回は監護者指定審判だからなのか、妻が暮らしているマンションでの交流となりました。

仮に妻が監護者となった場合の育成環境を見たいとのことでした。
「離婚が成立したら、妻が今のマンションに住み続けることは不可能だから、今の住環境を見ても意味がない」と主張したのですが、それは聞き入れられませんでした。

調査官からの要請で、お互いの弁護士は立ち合いません。
妻と子供の2人だけで過ごしている様子を調査官2名が観察するという形式になります。
(私は、ただ子供を連れていくだけです。)

約束の時間ちょうどに子供を連れて妻の暮らすマンションに到着すると、1階のエントランス付近で調査官に会いました。
挨拶すると、先に部屋に向かうように促されました。調査官は2人揃ってから来るようです。

妻の住む部屋の前まで来ましたが、定刻より前に妻の家に入る気にもならないので、時間ギリギリまで、部屋の前で、「これからママに会うからね。楽しんでおいでね。」などと子供と二人でお話しながら時間をつぶしていました。
約束の時刻ちょうどに、妻の部屋のインターホンを鳴らします。

妻がドアを開けると、子供は、前回の面会交流から1週間しか経っていないためか、すぐに「ママ!」と笑顔になりました。
監護権を争う私としては少し複雑な気持ちもありますが、子供の記憶から母親を抹消しようなどとは考えていません。監護権は、正々堂々と争うつもりです。

すぐに、調査官2名も部屋に到着しました。
私は、子供を妻に引き渡し、これで私の出番は終了です。残念ですが、面会交流の様子を見ることはできません。
この後は、近所で時間をつぶしていました。

調査官同席の面会交流は、1時間で終わりました。

約束の時間に子供を引き取りにいくと、子供は「パパ!」と笑顔で私に飛びついてきました。

「ただいま! ママと遊んで楽しかった?」

と聞くと、

「うん!」

と無邪気に答えてくれました。

やはり子供にとって面会交流は楽しいようです。
裁判が終わっても面会交流は継続し、離婚後も両親からの愛情を子供に注ぎ続けたいと思います。

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