大阪府摂津市のマンションで、新村桜利斗(おりと)ちゃん(3)が長時間熱湯を浴びせられ、熱傷性ショックで亡くなった虐待死事件の続報です。
この事件では、既に母親の交際相手である松原拓海容疑者が逮捕されていましたが、被害児の母親である行歩寿希容疑者(23)も、2021年10月27日に暴行容疑で逮捕されました。
松原拓海容疑者が逮捕された記事はこちらです。
もともと、5月頃から母親が虐待に気づいていたという報道もあったのですが、実際には母親も交際相手と一緒に実の子を虐待していたことが判明したということになります。
逮捕容疑の一つである、2021年6月20日の虐待の動画では、行歩寿希容疑者が『こっちおいで』と新村桜利斗(おりと)ちゃんを呼び、 桜利斗(おりと)ちゃんが歩いて寄ってきた時に、松原拓海容疑者が、円筒状のクッションで桜利斗ちゃんを殴る様子が映っていたということです。
野球のバットをフルスイングするぐらいの、かなり強い勢いで殴り、桜利斗ちゃんの小さな身体が吹っ飛んで泣いている姿を見て、2人で笑っていたようです。
まだ3歳の、可愛い盛りの小さな子供に、なぜそのようなことができるのでしょうか。
決して許されることではありません。
行歩寿希容疑者は、小中学校の頃から、「男性依存」の兆候があったようです。
男に「やれ」と言われると、なんでもやってしまうような性格で、男の虐待を止めることができないであろうことは容易に想像がつく、と友人が述べています。
桜利斗ちゃんが亡くなった後も、悲しむ様子もなく、
「桜利斗の分の生活保護費が入ってこなくなったから、どうやって食べていこう」
「桜利斗が死んだせいで生活保護費、全然もらわれへんかって」
などと、お金の心配をしていたといいます。
人の心を持ち合わせているとは思えません。
なお、行歩寿希容疑者は、元々は新村桜利斗(おりと)ちゃんの実父と結婚していました。
桜利斗(おりと)ちゃんの実父とは、行歩寿希容疑者の不倫がきっかけで離婚したようです。
桜利斗(おりと)ちゃんは、母親と一緒に暮らしていたようですが、母親とは姓が異なるので、親権は父親だったのかもしれません。
息子を無残に殺された父親は、無念極まりないことでしょう。
子供の命すら守れないような母親に、子供の監護権を与えてはいけません。