3歳児に熱湯を10分近く浴びせる虐待死事件で母親の交際相手(松原拓海容疑者)を逮捕。大阪府摂津市

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児童虐待 時事(ニュース)
児童虐待

またしても、シングルマザーの子供が母親の交際相手に殺される痛ましい事件が発生しました。

2021年8月31日、無職の松原拓海容疑者が、交際相手の長男である新村桜利斗(にいむらおりと)ちゃん(3歳)に、10分近くにわたって75度の熱湯をかけ続け、桜利斗ちゃんが死亡した事件です。

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桜利斗ちゃんのやけどは、全身の広範囲に及び、上半身を中心に皮膚がただれていました。

桜利斗ちゃんの遺体の状況から、熱湯をよけようとした形跡がなかったことも分かっています。
体を固定して、逃げられないようにしたうえで熱湯を浴びせ続けたことが疑われています。

その間、松原拓海容疑者自身は、リビングでタバコを吸っていたそうです。

桜利斗ちゃんは、どれだけ苦しく悲しい思いをしながら亡くなったことでしょうか。
松原拓海容疑者の所業は、人間のすることではありません。

この事件が発生したのは、大阪府摂津市内のマンションの5階でした。
松原拓海容疑者と桜利斗ちゃんの母親は、出会い系アプリで出会い、この自宅で2021年5月頃から同居していたそうです。

同居して、わずか3か月で虐待死事件が発生してしまったのです。

同居開始直後の5月頃には、母親が市役所に「交際相手が子供を叩いた」と通報しており、更に6月には母親の知人が「虐待の恐れがある。このまま放っておくと桜利斗くん亡くなっちゃう」と市役所に通報していたそうです。

また、3歳の桜利斗ちゃんは、「たっくん、いや」と、松原拓海容疑者に対するSOSを再三発していたとの報道もあります。

これだけ虐待の兆候があったにも関わらず、最悪の事態を防ぐことがなぜできなかったのでしょうか。

特に母親は、虐待に気づいていなかったはずがありません。
なぜ、子供を守ってあげることができなかったのでしょうか。

子供を連れての交際や同居が全て悪いとは思いませんが、子供にとっては母親が唯一の味方です。
子供の安全よりも交際相手を優先するくらいなら、子供など作らないで欲しいと強く思います。

松原拓海容疑者はもちろんですが、桜利斗ちゃんの母親にも怒りが沸く事件です。
桜利斗ちゃんが、次は幸せな家庭に生まれ変われるよう祈ります。

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