大津市小1妹暴行死事件の兄妹、同居からわずか4か月で事件に

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児童虐待 時事(ニュース)
児童虐待

2021年8月1日に「ジャングルジムから落ちた」と兄が通報し、滋賀県大津市園山の小学校1年生の妹が公園で死亡した事件で、通報した無職の兄(17)が逮捕されました。

事件発覚当時は「お兄ちゃん、自分を責めないでほしい」と同情的な世論でしたが、兄逮捕の報道を受けて世論も一変。
なんと、兄からの虐待による死亡との疑いが判明したのです。

亡くなった女児には、全身に100か所も皮下出血の痕があり、継続的に暴行を受けていたことも判明しました。

11歳も歳の離れた妹に、ここまでの憎悪を抱くことなど、あるのでしょうか?
いったいどんのようなな家庭環境だったのでしょうか?

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この少年と亡くなった妹は、家庭の経済的な理由で、それぞれ県外の別の児童養護施設で生活していました。

2021年の4月に、母親が2人を引き取り、3人が一緒に暮らし始めたそうです。
同居開始から、わずか4か月で事件が起こってしまいました。

母親が2人の子供を引き取った経緯は詳しい報道がありませんが、面倒を見る能力の無い母親が無理やり引き取ったことで発生した事件なのかもしれません。
妹の育児を、兄に丸投げしていたように感じます。

妹の100か所の傷痕は、一日でつけられたものではありません。
母親が、虐待の形跡に気づくことはできなかった点だけでも異常です。

筆者もひとり親ですが、ひとり親として生活費を稼ぎながら子供を育てることは、決して簡単ではありません。
十分な覚悟がないまま引き取ってしまったことが、事件の根本的な原因であるように思えます。

せめて行政を頼るか、別れた父を頼るなどしていたら、防ぐことができたかもしれません。
悔やまれます。

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