子供を連れて、実家へ避難

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離婚日記

実家への避難のタイミングについては、けっこう悩んでいました。

妻は、お腹が大きくなって妊娠が発覚する前には、確実に不倫相手の元へ逃げることでしょう。タイムリミットがいつなのかはわかりませんが、それほど時間は残されていないと思います。

しかし、私が先に逃げると、それ以降は、妻の育児放棄などの証拠を集めることができなくなります。日記や写真を集め始めてからまだ2週間そこそこであり、裁判で立証しようと思うと心もとないボリュームです。

本当は、証拠集めのためには少しでも長く自宅に留まりたかったです。私が不倫に気づいていることは、妻には全く悟られていません。また、妻は引っ越しの準備などする気配はなく、見た目も全然妊娠が分からないので、少なくともあと1週間は逃げないような気がします。

しかし、最近の妻の言動があまりにも酷く、これ以上一緒に暮らすことに耐えられなくなってきました。

突然激高して怒鳴り散らしたり、ケガしない程度ではありますが子供を叩いたりと、暴力的になってきていたのです。
妊娠発覚前に離婚して逃げ切りたいのに、離婚に合意できないことにイライラし、私に精神攻撃しているのでしょう。
私一人なら耐えられるのですが、理不尽に怒鳴られたり叩かれる子供を、これ以上見ていられません。

世間には、片親による子供連れ去りの事案が数多くあります。本音では、連れ去り親のようなことはしたくありません。しかし、子供の人生を守るためには、どうしても避難が必要なのです。私が避難しないと、妻に先に連れ去られてしまい、何もかも手遅れになるのです。

隙があれば、今日にでも、実家への避難を決行することにしました。

隙は、あっさり訪れました。
朝から布団に寝転んでスマホゲームに没頭していた妻ですが、昼前ごろにふと見ると、寝落ちしているようでした。

私は、いつも通り子供を外出用の服に着替えさせ、予め用意していた貴重品持出し用のバッグを手に、子供を連れて外出しました。
妻から見ると、昼食を食べに出かけたように見えると思います。不自然なことは何もありません。


私は、実家の両親に「今から向かう」と連絡したのち、子供と一緒に昼食を食べ、そのまま実家へと向かいました。

実家に向かう途中で、子供にも状況を説明しました。
「パパとママはケンカして、仲直りできなくて、一緒に暮らせないことになった。
 ○○ちゃんは全然悪くないからね。
 これからは、パパと一緒に暮らそうね。」

まだ3歳の子どもは、どこまで理解したのかわかりませんが、黙って深く頷きました。それ以降、一度も「ママ」と言うことはありませんでした。親が思っているよりも、子供は強いのかもしれません。

ごめんね。パパも本当は、両親が揃った暖かい家庭で育ててあげたかったんだよ。でも、ママが不倫して、違うパパの子供ができちゃったから、それはもう無理なんだ。

実家に着くと、さっそく買い出しです。
予め、オムツとおしり拭きだけは両親に用意してもらっていたのですが、それ以外の洋服や必要な家具類は全くありません。妻が事態に気づいたらしばらく籠城することになるので、今のうちにすべてを買っておく必要があります。

実家の近くのショッピングモールで、自分と子供の1週間分の衣服や、子供用の布団・食器などの家具、ソーセージやチーズなどの非常食、おもちゃなどを買い集めました。
数十万単位の支出となりました。懐が痛みますが、子供の人生を守るために必要な出費です。

買い出しを終え、夕食を食べ終わった後、妻にLINEで連絡。子供を連れて避難したこと、弁護士を立てたことを伝えました。避難場所は伝えません。
妻からは怒りの返信が多数来ましたが、すべて無視して、子供が寝るまで一緒に過ごしました。

子どもは、急に環境が変わり、ママが居なくなったので戸惑わないか心配していたのですが、全くそのようなことはなく、「パパ、パパ」と言いながら、私に抱きついてスヤスヤ寝てくれました。

これからシングルファザーとして生きていく実感が、徐々に湧きました。

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