またしても、男が交際相手の幼い子供を殺す事件が起きてしまいました。
2023年2月24日の警視庁の発表によると、逮捕されたのは、東京都あきる野市の職業不詳、山本伯画容疑者(40)です。逮捕容疑は傷害容疑とのことです。山本伯画容疑者は、交際相手の子どもの男児(5)を蹴って、脳死状態に至るけがを負わせた疑いがかかっています。男児は蹴られた拍子に床などで頭を打ち、病院に運ばれて脳死状態とのことです。
現場はJR五日市線秋川駅から北東に約1・5キロの住宅地です。
山本伯画容疑者は、財布から金を盗んだことについて母親から説教を受ける男児を見て、母親の見ている前で午前9時ごろ暴行を開始しました。
「1回蹴ると男児は両ひざ立ちになり、2回目で冷蔵庫に顔をぶつけたように見えた。3回目でしりもちをつき、4回目に蹴ったら床に倒れ込んで立ち上がったが意識を失った」
と説明しているとのことです。午前10時40分ごろ、「子どもの意識がない」と男児の母親が119番通報し、被害が発覚しました。
山本容疑者は2022年夏ごろにオンラインゲームを通じて男児の母親と知り合い、12月から母親と同居を始めていたそうです。警視庁福生署によると、この男児に対する虐待の相談は、これまでなかったとのことです。
可愛い盛りの5歳児に、死に至るような蹴りを4回入れるとは、到底信じがたい事件です。
母親の目の前だったということですが、止めたりかばったりできなかったのか、悔やまれます。虐待というのはエスカレートするものなので、これまでも日常的な虐待があった可能性も否定できません。
シングルマザーが恋愛することは否定しませんが、子供にとっては母親が唯一の味方です。オンラインゲームで知り合った男を子供と同居させるなら、何かあったら徹底的に子供を守る覚悟を持ってほしいものです。