「親権を奪われ、財産もない」連れ去り被害者の別居親

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連れ去り 時事(ニュース)

本日も、親による子の連れ去りについて大きく取り扱った記事が掲載されていました。

「親権を奪われ、財産もない」そんな男たちはなぜ壮絶体験を笑いながら語るのか そうやって身を守るしかない
沼田和也さんが牧師を務める教会には、多くの相談者が訪れる。そこで特徴的なのは、女性の相談者は号泣することが多いのに対し、男性の相談者はほとんど涙を流さないことだ。沼田さんは「私自身、『男らしさ』の規範に囚われ、心を病んでしまった。彼らの気持ちはよくわかる」という――。

それらの話を総合すると、次のような共通点があった。まだどちらに親権があるのか正式には決まっていないうちに、女性が子どもを連れて家を出て行き、母子ともに連絡がとれなくなるというパターンである。もちろん、男性が子どもを連れて行くなどして独占するという、逆のケースもあるだろう。

ある男性は親権について裁判に訴えようとしたところ、弁護士からこう言われたという。

「無駄です。親権で男が勝てることは、ほぼないですよ」

PRESIDENT ONLINE

片親による子供の連れ去りは社会問題化しており、直近ではタレントの熊田曜子さんや、衆議院議員の稲富修二さんが当事者となったニュースが報道されました。

もちろん有名人だけでなく、一般人でも、数多く発生しています。

妻の不倫により子供と会えなくなり、親権争いの最中に自殺した防衛省技官のニュースも記憶に新しいです。

Yahoo!ニュース
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しかし、親による子の連れ去りの中には、DVや児童虐待により、避難せざるを得なかったケースも存在します。そういったケースと、理不尽な連れ去り行為との線引きが困難であることが、この問題を複雑にしています。

今回の記事でも取り上げられていますが、悪質なケースでは、自分の不倫を隠し、相手のDVなどを捏造して子を連れ去るようなケースも存在します。このような悪質なケースは、刑事罰などのペナルティを課しても良いのではないでしょうか。

現在の法律では、明らかに連れ去った方が得をします。何らかの是正が必要だと思います。

また、連れ去り後に、別居親と子供の交流が断絶してしまうケースが多いことも、大きな問題だと考えます。断絶は、子にとっても別居親にとっても悲しいことです。子供にとって、別居親にも愛されていることを肌で実感することは、自己肯定感を育むためにも、非常に重要で有益だと思います。

なお、筆者は親権を持つ同居親の立場です。
元妻の不貞行為などは今でも許せませんが、子供との面会交流はしっかり行っています。片親疎外もしていません。子供のために、それが一番だと信じているからです。

両親のトラブルに巻き込まれた子供のためにも、別居親との面会交流がより積極的に行われるよう、共同親権も含めた法改正に向けた議論行政・司法のより強い指導など、国として出来ることを前向きに取り組むよう望みます。

現行法は、たとえDV加害者や不倫の有責配偶者であっても、先に連れ去れば、ほぼ親権争いに勝つという理不尽な内容です。不幸な子供をこれ以上生み出さないためにも、大人たちがしっかりと知恵を出し合って議論していく必要があると筆者は考えます。

実子誘拐 – 「子供の連れ去り問題」――日本は世界から拉致大国と呼ばれている –

ある日、突然、配偶者が我が子を連れ家を出る。残されたほうの親は茫然としながら、必死にその行方を捜す。やがて、弁護士から連絡があり、配偶者はDVを受けていたことから離婚を望んでいる、と告げられる。その後は、配偶者と直接話し合うことも、子どもに会うこともできない。こんな「子供の連れ去り問題」が社会問題化しています。
数年前からこの問題に取り組んできた、ホワイトプロパガンダ漫画家はすみとしこのマンガと識者・関係者たちの文章、そして資料により、世界から非難を浴びるこの重大な人権問題の実情と構図、背景を、白日の下にさらす。

実子誘拐ビジネスの闇

ルールはひとつ
相手より先に我が子を誘拐すること

「パパ、手をにぎってて」 父親はなぜ2歳の娘の手を離さなければならなかったのか。「DV」というレッテルを貼られた父親の10年におよぶ死闘の記録と、家族を壊す人権派弁護士たちの正体を暴く!

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