「6児のパパ」を売りにしている立憲民主党の稲富修二代議士に、妻へのモラハラ報道が出ました。また、妻による6人の子供の連れ去りがあったとのことです。
夫人は週に2~3日、事務所で経理などの仕事を担当していたというが、ある後援者によれば、
「使用人のような扱いで、ミスをすると怒鳴られる。1時間以上も立たされたまま罵倒され、泣き出してしまうなんてこともあったそうです。ある時は電話で2時間怒鳴られ、代議士が衆院本会議出席のために中断。帰ってきて罵倒を“再開”されることもあったとか」
家庭でも、6人の子育てのほぼ全てを担わされる。十分なお金も渡されていなかったのか、身なりも代議士の妻とはとても思えないほど質素だったという。
週刊新潮
もし報道内容が事実であれば、かなり重度のモラハラだと思いますので、筆者は稲富議員には同情できません。奥様が限界を迎え、実家に避難したことも、逃げる際に子供も連れて行ったことも、気持ちはよく理解できます。
一方、夫は不倫など家族を裏切る行為をしていたわけではなく、モラハラ被害者の妻は仕方ないとしても、子供とも一生引き離されるのは気の毒という気もします。
このような片親による連れ去り事件は数多く発生していますが、連れ去った側が悪いのか、逃げられた方が悪いのか、ケースによって区々であり、一概には論じることができません。連れ去られた別居親と子供が断絶することのないよう、祈るばかりです。
こういった連れ去りが横行する背景の一つに、日本の単独親権の問題があります。日本では、親権は0か100しかないので、親権を勝ち取るためには、連れ去った方が得なのです。
海外のように共同親権があれば、無用な連れ去りを行わなくて良いケースも少なからず存在するでしょう。共同親権の方が幸せになる子供も数多く存在するでしょう。
国会議員が連れ去り被害にあったのも、一つの機会かもしれません。共同親権について、議論が活発に行われることを願います。
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