子供3人を連れ去られた男性に降りかかる、理不尽な虚偽DV

実子誘拐 時事(ニュース)

子供の連れ去り問題について、またYahoo!ニュースで取り上げられていました。

最近、この問題が社会から注目されていると感じます。

子の連れ去りトラブル相次ぐ 妻がDV口実に支援制度“利用” 対応巡り行政提訴の事態も 背景に「単独親権」(上毛新聞) - Yahoo!ニュース
 夫婦間の不和などを背景に、配偶者のどちらかが一方的に子どもを連れて別居する「子の連れ去り」を巡るトラブルが、全国で相次いでいる。引き離された側が親権を得るハードルは高いとされ、「連れ去り勝ち」との

横行する実子誘拐




この記事で取り上げられている埼玉県の40代男性は、妻に子供3人を連れ去られ、2年余り会えていないそうです。

この男性の妻は、「夫がDVや、子どもへの虐待をしている」などと自治体に相談し、母子シェルターへの一時避難などをしたそうです。
しかし、この男性の主張によると、妻の主張は虚偽なのだそうです。

この夫婦において、どちらの主張が正しいのかを決めつけることはできません。
しかし、筆者の周りにも、この男性と同じように、子供を連れ去られて虚偽のDVを主張された父親が、少なからずいます。

そして、筆者自身も、妻に子供を連れ去られそうになった経験があります。
幸い、連れ去り計画を未然に察知したために防ぐことができたのですが、もし連れ去られていたら、親権を勝ち取るどころか、子供に会うことすらままならなかったでしょう。

裁判等で離婚後の親権を争う場合、配偶者と別居して実際に子供を育てていれば、非常に有利となります。
そのため、親権争いを有利にするために子供を連れ去る行為(実子誘拐)が横行しているのです。

実子誘拐と虚偽DV

卑劣なことに、実子誘拐を正当化するために、配偶者からのDVをでっちあげることが多いです。

裁判でDVを立証することができなかったとしても、結果が出ることには子供の監護実績が積み重なっており、「継続性の原則」で親権が決まってしまうのです。

たとえ妻が不倫していたケースでも、妻が子供を連れ去って虚偽DVを主張されてしまうと、夫が親権争いに勝つことは極めて困難です。
そして、不倫した妻が払う慰謝料よりも、はるかに高額の養育費を、妻が夫に要求することになるのです。
DVをでっちあげられた側にとっては、非常に理不尽なのですが、これが横行しているのが日本の現実です。

最近話題になったケースでは、タレントの熊田曜子さんや、千駄ヶ谷でハンガーストライキをしていたヴァンサン・フィショさんが、妻が子供を連れ去り、夫のDVを主張したケースに該当します。
いずれも、夫側はDVを否定しています。

このように、実子誘拐は、非常に身近で起こっているのです。
誰の身に起こっても不思議ではありません。

実子誘拐は国際問題に




日本の「子の連れ去り問題」は、国際問題にもなっています。

欧州連合(EU)は、国際結婚が破綻した場合などに、日本人の親が国内で子どもを一方的に連れ去ることを禁じるよう、日本政府に求めています。

これを受け2021年2月より、日本の法制審議会では、「共同親権」制度を含めた離婚などの制度の在り方を議論しています。

共同親権については、こちらの記事で詳しく解説しています。

親権争い・実子誘拐に巻き込まれて一番かわいそうなのは、子供です。
子供は、両親が離婚した後も、両方の親から引き続き愛される権利があるのです。

両親とも親権者として問題ない場合でも、離婚すると強制的に単独親権となる日本の法律は、子供のためになっていません。
単独親権しか選択肢がないため、確実に親権を勝ち取るために実子誘拐が横行し、子供たちが不幸になっているのです。

共同親権という選択肢もある方が、親が離婚しても子供が不幸になりにくいと考えます。

親子断絶を促進するような現在の法律運用が、早期に改善されるよう願ってやみません。

共同親権が日本を救う ~離婚後単独親権と実子誘拐の闇~

愛する家族と交流できる“当たり前の社会”を目指して

毎年約12万人の親が親権をはく奪され、
その多くが子と生き別れになるという、世界に類を見ないガラパゴス社会・日本——。

なぜ自分の子どもに会うことすらできないのか。

離婚後の養育の在り方や現行制度の課題を提言。

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